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美味しい方がええやん

「無添加って書いてあるし買ったんやけど、濃い味付けなんやねー」

というクレーム的なご意見を頂いたことがあります。

「大根と生姜の煮切り漬」や、「佃煮昆布」、どちらかというとしっかり味付けしています。

それは、この商品については、その方が美味しいと思うから。

何だか、『無添加商品=薄味』みたいな、謎の認識があると思う。

いや、間違いなくある。

ここで、はっきり、味付けの濃さと、添加物の使用・不使用は全く別のお話。

添加物使わなくても、いくらでも濃い味にできます。

簡単に言えば、醤油と砂糖どばどば入れたらできますもんね。

ただ、現状、無添加の商品の多くが薄味で美味しくないです 笑

それは、作り手にも、前述の『無添加商品=薄味』の認識があることと、『無添加の商品を作って売る』ことが目的だからと思っています。

何度も書いてますし、本当にそう思ているのですが、「無添加」なんてあくまで一つの手段に過ぎないし、美味しいものを作って商いたいと、切に思う。
⇒今のところ、自分が作りたい商品を作るのに、添加物が必要だったことはありません。(あり・なしでやったことないので、あった方が良い可能性は否定しませんが。)

「無添加」「オーガニック」、この手のことに関して、日本はとっても遅れていると思う。(他の国のこと全く知らん奴が言うてますが)

一部で少しブームになっている「無添加」「オーガニック」ではありますが、しっかり根付くというか、正しく根付くというか、そういうことはこの先もないんだろうなと思います。

今日は、明日、お客様にお出しする「朝定食」の仕込みをします!!
来られる方の顔、知っている情報を思い出して、食べ物を準備する。

楽しいでしかない。