『飲食物の味加減を調べること、それが味見』
味見しない、味見しても味を調整できない人が、昔より増えている様です。
一つは料理レシピが溢れ、簡単に閲覧できることが要因かなと。
とにかくレシピに書いてある通りに作って、それが口に合えば、このレシピ最高!!
合わなければ、このレシピ最低。。
で終了。
思うに、レシピなんて、あくまで参考であって、使う素材、調味料に寄って同じになるわけがないし、自分の口に合わせるには絶対微調整が必要だし、それには味見が必須。
正直、料理って、この味見⇒微調整、この工程がめちゃくちゃ楽しいのになと。
トライ&エラーを何度も何度も繰り返して、そうした経験から生まれる「感覚」が料理をする上でとても大切と思っています。
津乃吉は飲食店ではなくて、いわゆる加工品を販売しておりますので、たまに、「吉田さんって料理するんですね!!」とか言われることもありますが、心の中で、『料理を仕事にしています』と思ってます 笑
加工品として流通させるものと、お店でお客様に提供される料理では、色々な差がありますが、私どもはできる限り、お料理の延長にある加工品を商いたいと思っております。
そして、料理することの楽しさを共有していきます。